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探偵の権限 その28

日本においては、弁護士のような国家資格でも警備業のような届出制のある職業でもありません。 しかし、2007年6月から国会で届出制の法案成立及び公布され、相撲の力士が傷害罪に問われないことと同様に、正当業務行為(刑法35条) <法令又は正当な業務による行為は、罰しない。> が適用され、報道職と合わせ、合法的に尾行調査をできる日本で唯一の民間人(法人)となっています。 だが、当然に民間人の持ちうる権利の範囲内で業務を行わなければならず、当然のことながら拳銃など武器の携帯も認められていません。
日本の探偵調査業の歴史といえば、明治時代の産業革命(学校で習いましたね。もうすっかり忘れたと思いますが…)を通して商工業が発展してきたのが始まりと言われています。1892年(明治25年)商業興信所、商工社が設立。これが我が国における調査業(探偵興信所)の始まりとされています。その後1900年(明治33年)帝国興信所、1903年(明治36年)に人事興信所が創業しています。帝国興信所は現在、帝国データバンクと改名し、日本最大の企業信用調査機関として有名です。
結婚調査。結婚調査では、差別につながる恐れのある調査(血統調査など)は絶対にしてはならない事です。しかし、結婚詐欺や二重結婚などを防止する目的のための調査は必要です。
円満な家庭生活を送るためには必要な調査です。主に聞き込み調査を中心として行われています。
ただ、最近では特に都市部においては、隣人の生活やプライバシーに干渉しない傾向が強まり、聞き込み調査だけでは本当の真実をつかむことが困難になりつつあります。むしろ行動調査を行い素行や交友関係の調査を行うことが多くなってきています。
成功報酬制を取り入れている探偵社の全てがキャンセル料や強引な調査費用を請求することはないと思いますが、実際に悪徳探偵社で見かける悪質な手法がはびこっているため、本当に調査精度に自信のある良質の成功報酬制を掲げる探偵社も悪いイメージを持たれてしまいがちなことは否めません。成功報酬とはそもそも、難易度の高い調査案件に対するボーナスみたいなイメージであるべきで、通常の調査料金と合わせて設定されるべきものでしょう。依頼者は、成功報酬=失敗したら全てタダ、ではないのだという意識を持つことが大事です。


探偵とは、調査業者の一種です。興信所員とは一応区別されるが、業務が重複することも少なくありません。
なお、アメリカでは州レベルで銃器の保持さえ許される公的免許制度があり、元刑事が転職したり個人開業したりする例もあります。リンカーン暗殺を阻止したピンカートン探偵社は、北米最大の法人探偵社として有名です。(各種の法執行官として一定の実務経験を有する者が、試験を通過して保証金を納めると晴れて許可状・身分証・身分章(バッジ)を交付され開業出来る。(これはカリフォルニア州の場合です)
残念な事ですが、努力せず、自分で考える事もなく、他人のアイデアを安直に外見だけ真似して信頼感や金銭を得ようという不心得な風潮が広がっているように思えます。今はインターネットでも簡単に登記簿を取れるので、実際に取ってみると驚くのではないだろうか。普通の会社では信じられない事だですが、探偵社の中には、株式会社でないのに、堂々とホームページで「株式会社○○」を名乗っているところが多く、そういった得体の知れない探偵社が増加していく事は、非常に問題であるとおもいます。
団体名の前に『内閣総理大臣認証』と付ける事ができるので、相談者が見たらなんとなく安心感があると勘違いするんのではないかと思います。ちなみにNPOのホームページ(内閣府 国民生活局 運営)で、NPO法人の一覧のページを見てみると、以下の注意書きがあるのがなんとも微笑ましいです。『ここに掲げられている団体に対して、内閣総理大臣がお墨付きを与えたわけではありません。』
アメリカはイギリスとはやや違って、産業、商業上のことからよりも、治安上、警備上の要請からのものが多くなっています。これは、開拓時代の名残で警察機関が当てにならない場合が多くあり、人民は自分のことは自分で守るという意識があり、これは現在のアメリカの拳銃社会に通じます。このような状況から、人民は探偵をボディガードあるいは、ガードマンのような私的組織として利用するようになったのです。日本の場合も諸外国同様、明治時代に産業革命が起こりましたが、比較的社会は安定していた為、また、同質化の傾向が強いことから積極的に情報価値を認めるといった人々、企業が少なく、探偵調査業の業務としては、英米とは違った形で発展してきました。いわゆる興信録、人事録、結婚調査浮気調査等が探偵調査業の主流となってきたのです。


人事調査。広い意味では、人事調査とは「人」に係わる一切の調査をいいます。しかし、ここでは一般に調査業者が使用する「人事関係の調査」について説明していきます。主な種類としては、雇用調査(採用調査)・結婚調査・素行調査などがあります。 これらの調査の目的は、人の欠点や秘密を暴くことではありません。長所や特性を正しく依頼者に伝える事を目的としています。調査は決して、興味本位になることなくプロの調査員としての良識とプライドを持ち、対象となる方の人権を絶対に侵害しないように努めなければなりません。
NPO法人は、営利を目的としない団体ですが、探偵業界では、そのNPO法人を作っているのが、利益を追求するのが目的の企業なんですからどこまで信用できるのか?自らの宣伝材料の一つくらいに考えていた方が良いでしょう。さて、このNPO法人というのは申請書式が整っていれば認証するのが行政側の基本的な対応です。それでその団体の信用度が上がるというものではありません。
実際に探偵社はその調査費用と人件費をかけて臨みますので、”失敗”という結果=無報酬ということになり、探偵社の存続に関わる事態となります。果たしてそんな事業がありえるのでしょうか。依頼者は「調査が失敗したら払わなくて良い」という依頼者の視点で捉えてしまうため、見過ごしてしまいますが、逆の立場でよくよく考えたら働いたのに無報酬なんてあり得ませんよね? 成功報酬制を謳う探偵社の多くは、次のような手法で報酬を得ていることが多いのです。1.実際に調査を行わず、調査結果を出すのを引き伸ばして、依頼者が解約をしようとするとキャンセル料や今までの調査費用を請求する手法。2.探偵社側の過失を一切認めずに強引に調査料金を請求する手法。
また、少年探偵といった未成年者が探偵の真似事をしたり、未成年者が私立探偵を名乗り、独自の捜査や事件相談などを行ったりするような話が推理小説やアニメなどに見受けられますが、これらを現実に行うことは困難です。理由は、まず親権者の同意がなければ依頼者と確定的な契約を結ぶことができない点と、18歳未満の者については児童福祉法によって夜間一定時間帯に従業させることができない点などが挙げられます。もっとも、未成年者の営利活動またはこれらへの従業が全面的に禁止されているわけではありません。「別れさせ工作」では、別れさせる相手を女性工作員が自ら体を使った性交によって篭絡することもあると言われていますが、これらの特殊工作を実施する会社は、ただの無法者であり、厳密には「探偵」とは言えません。


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